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2007年06月13日

浴衣(ゆかた)の歴史

浴衣ゆかた)の歴史について、調べてみました。
 浴衣(ゆかた)は、平安時代、貴族が蒸し風呂に入るとき、やけどをしないようにと着ていた「湯帷子」(ゆかたびら)が起源だといわれています。
 もともと帷子(かたびら)は、麻で作られた白無地の単衣(ひとえ)のもので、平安時代、貴族が宮中の正装である束帯(そくたい)の下着として着用していました。このころは綿が高級品だったので、麻が素材として使われていました。そして、「ゆかたびら」はどちらかというと下着に近い感覚だったので、「ゆかたびら」で人前に出るという習慣はありませんでした。
 これが、のちに、湯上りに着て肌の水分を吸い取らせるための衣類となり、江戸時代になると室内着としてひろく用いられるようになりました。
 本来は、素材は麻地に限られたものでしたが、江戸時代のころから木綿地になり、入浴後の汗の出るひとときに着る単衣(ひとえ)の総称となりました。ですから「浴衣」という字も入浴のときに着る衣と書くのだと思われます。
 そして、ゆかたは夏場の楽衣(らくぎ)として外出の時にも用いられるようになりました。また、生地が薄く、開放的で風通しがよいことから、湯上り、あるいは寝巻きとして用いられようにもなりました。
 江戸時代の初期になると、盆踊りが流行し、見栄えのする模様を染め抜いた踊り浴衣が普及しました。
 江戸時代中ごろ、木綿が広く普及するとともに、銭湯を利用することで、浴衣は庶民の間で夏の着物として大衆化していき、日本人にとっては特別な親しみ深いものとなり、現代まで受け継がれています。
 現在では、素材は綿が一般的ですが、最近はポリエステルを使用した浴衣も多く見られます。ポリエステルが素材のものは、手入れや値段の手軽さから主に若い人に好まれているようです。
posted by yukara at 22:10 | 浴衣(ゆかた)の歴史

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